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2015年08月02日

上原投手23セーブ目、球速は復活したのか?

 2015、8/1(アメリカの日付)対タンパベイ・レイズ戦で今シーズン23セーブ目を挙げました。

 今シーズンは不調の時期がありましたが、調子は復調しているようにみえます。しかし、2年前にワールドシリーズ制覇したときと比べて、投球メカニクスに変化はあったのでしょうか。あまり大きな変化は感じられませんが、前足の蹴りに勢いが少し欠けるようにも見えます。
 今シーズンは前脚のハムストリングスを傷めたせいか、球速が2年前と比べて2マイルほど落ちている(フォーシーム、スプリッター共)のが、打ち込まれている大きな要因かもしれません。球速はまだ元には戻っていません。今後、球速が戻るかは年齢的な問題もあり、不透明です。あまり無理をしないほうがいいかもしれません。

23セーブ目の投球
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ボールはバットの上を通過
koji uehara20150801closethegame.gif

Koji earns the save 08/01/15 | 00:32
コウジがセーブを挙げる
7/31/15: Koji Uehara strikes out Rene Rivera swinging, earning the save in a 7-5 Red Sox victory
上原浩治はレネ・リベラを空振り三振に取り、セーブを挙げ、レッド・ソックスが7対5で勝利


2013、2014、2015、フォーシーム
2013年のフォーシーム平均球速89.1マイル、2015年(4/1から7/31まで)は87.0マイル
four seam2013.2014.2015.koji uehara velocity.jpg
2013、2014、2015、スプリッター
2013年のスプリッター平均球速81.0マイル、2015年(4/1から7/31まで)は79.0マイル

splitter2013.2014.2015koji uehara velocity.jpg

上原投手が前脚のハムストリングを傷めた要因

 上原投手は前足を着地して、膝を伸ばすことで左の股関節を押し戻して(前への勢いがあるので実際には止まって見える)骨盤を急速に回転させるという独特の投球メカニクスを持っています。そうすることで、体の軸を中心に、体全体を回転させ腕をホームプレートに振り出しています。その際、前足側(左の)股関節を伸ばす際に、ハムストリング(大腿の後ろの外側)に大きな負荷がかかっているのだと思います。
 ハムストリングは膝を伸ばすのに必要な大腿の前側にある(大腿四頭筋)よりも怪我をしやすいそうです。

ハムストリングを痛めずに、球速をさらに上げる方法はあるのか?


 上原投手の前足着地時の足の向き、3塁側を向いている
koji uehara front foot direction20150801.jpg

 前足を着地した際の、上原投手の前足(膝の皿)の向きを見ると三塁側に向いています。したがって、チャップマン投手のように、前足側の股関節の内旋を十分に使っていない投げ方になっています。着地の際、前足の向きをホームプレート側に向けるようにすると、さらに球速が上がり、前足側の股関節の急速な伸展によるハムストリングへの負荷も減ると思います。
 軸足側の、股関節の外旋を使い、前足を着地してからは前足側の股関節の内旋を使うと言うのが、チャップマン投手の球速の秘密だからです。
 また、上原投手は軸足の膝の伸展、股関節の伸展が弱いように思えます。


posted by HANG IN THERE YU at 09:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | MLB | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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