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2013年09月21日

レッドソックス地区優勝、上原20セーブ目

レッドソックス地区優勝

7:10 PM ET, September 20, 2013
Fenway Park, Boston, Massachusetts

Blue Jays 3   Red Sox 6

123456789RHE
TOR0000100203100
BOS10100031-6122




W: J. Lester (15-8)
L: E. Rogers (5-8)
S: K. Uehara (20)

 9月20日、レッドソックスはブルージェイズ戦で6対3と勝利し、地区優勝を決めました。7回を先発投手ジョン・レスターが1点に抑える好投をし、5対1で迎えた8回から田沢投手が登板。1アウトから2ランホーマーを打たれ5対3と2点差。さらにヒットを打たれ、1アウト1塁となったところで上原投手と交代しました。
 
 センターフライ、ショートへの内野安打で、2アウト1塁、2塁。ここで三振を奪い、追加点を許しませんでした。

 9回も上原投手が登板。
 1安打を許しましたが、最後の打者をスプリッターで空振り三振に打ち取り、ゲームセット、レッドソックスの地区優勝が決まりました。上原投手は20セーブ目を挙げました。防御率は1.14
 レッドソックスの通算成績は94勝61敗となり、大リーグで最も勝率が高く、このままいけば、プレイオフで本拠地球場で多く試合ができる権利(ホームタウンアドバンティジ)を取れそうで、プレイオフを有利に戦えそうです。レッドソックスの残り試合は7となりました。9月29日(オリオールズ戦)が今シーズン最後の試合となります。チームの勢いから見て、現時点ではレッドソックスが最もワールドシリーズを制しそうな感じがします。
 レッドソックスは昨年最下位から、一挙にワールドシリーズチャンピオンになる快挙を達成しそうな勢いがあります。
 

Red Sox clinch the AL East
レッドソックスはアメリカンリーグ東地区優勝を決める(動画)
09/20/1301:02
9/20/13: Koji Uehara strikes out Brett Lawrie for his 20th save of the season and the Red Sox clinch the American League East with the win
上原浩治はブレット・ローリーを三振に打ち取り、20セーブ目を挙げ、この勝利でレッドソックスはアメリカンリーグ東地区優勝を確定させました
posted by HANG IN THERE YU at 19:13 | Comment(2) | TrackBack(0) | MLB | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも興味深く拝見させていただいております。
投球フォームに関する解説にマット・ハービー投手は理想的なフォームであるとありましたが、肘を故障したようです。
主さまは、どのような原因があったと考えていらっしゃいますか?
Posted by ノム at 2013年09月22日 13:39
 マット・ハービー投手が肘を故障した原因として考えられること。

 マット・ハービー投手はストラスバーグ投手のように肘をムチのように使って肩関節の外旋(前腕が背中側に倒れるレイバックのときの動き)から、内旋(前腕がホームプレート方向に回転してゆく動き)といった前腕の急加速を伴った投げ方ではなく、肘はあまり曲げず、前腕のレイバックも大きくはありません。また、右腕のコッキング(腕を地面に垂直近くまで上げる動き)もスムースです。

 また、あまり力んで投げている印象がないにもかかわらず、速球の平均球速が95マイル台で、先発投手ではストラスバーグ投手と1、2位を競うぐらいの球速が出ており、四球率も1.8/9回と制球も良く、周囲の評価も安全で効率的という評価でしたので、他の多くの大リーグの投手とは投球フォームがちょっと違うけれど、こういう投げ方もまた理想的な投球フォームの1つであると思い、ブログに理想的な投球フォームと書いてしまいました。

マット・ハービー投手が肘を故障するに至った要因を考えてみましょう。
 
 まず、球速があり、速球を投げる比率が高いことです。
 一番多く投げているのがフォーシームで、比率は54.7%、平均球速は95.7マイルです。
 次に多く投げているのがスライダー(肘への負担は大きいと言われている)で比率は18.9%、平均球速は89.8マイルもあります。

 マット・ハービー投手は、ワインドアップをして、前足を一番高く上げた状態で、左膝が右膝の前に来るほど、右股関節を強く内旋していません。投球後半に、上体が一塁側を向く大リーグで主流の投球フォームとは少し異なっています。
 右膝を大きめに曲げながら、左足をホームプレート方向よりも少し三塁側に踏み出してゆきます。しかし、骨盤は回転してゆきません。前足を着地するちょっと前の遅いタイミングで、右足を強く蹴り、骨盤を回転させてゆきます。そして上体は少し後傾ぎみです。前足を着地してから、上体は前傾するのですが、前傾は少ない方です。
 また、上体は一塁側に回転はしてゆくのですが、その程度は小さい方で、上体が三塁側に流れることもあります。骨盤の回転速度も、骨盤を最初から(前足を踏み出すと同時に)回転してゆかないので、速い方ではありません。タイガースのマックス・シャーザーのように上体を大きく前に倒し、肩の縦回転を加えてもいません。

 マット・ハービー投手から学ぶべき点

@骨盤は前足を着地する直前に一気に回転すると、投球側の前腕が慣性で上腕に対して急激に相対的に後退する(遅れる、レイバック)するので、肘の内側(小指側)の側副靱帯に引っ張り応力がかかり、微細な断裂が起り、それが繰り返されるといずれ、部分断裂、完全断裂につながる可能性が高くなります。
 つまり、骨盤は高く上げた前足を踏み出す最初から回転させていった方が良いということです。

A上体が後傾したままで、肘が水平よりも重力に逆らって、上向きに加速すると、前腕のレイバックはますます大きくなります。(松坂投手はその程度がもっと大きくなっています)

 上体は、前脚を素早く前に踏み出して、素早く前傾姿勢に入った方が良いということです。
 軸足側の関節(股関節、膝)を深く曲げて強く蹴る意識よりも、軸足側の関節はあまり曲げないで、前脚を素早く前に踏み出して、上体を素早く前傾することの方が大事なように最近思えてきました。クレイグ・キンブレル投手の投球フォームがそうです。上体は前かがみになると、骨盤はうまく回転してゆきません。慣性モーメント(回転のしにくさを表す、質量が回転軸から離れるほど慣性モーメントは大きくなります))が大きくなるからです。背筋は真っ直ぐで地面に垂直なほうが骨盤は回転しやすくなります。

B肘を体の軸から急速に離すように肘を伸ばすと、前腕が後方に引っ張られるよう力が発生します(コリオリの力)。
 骨盤を急激に回転させ、肘を急激に伸ばすと、コリオリの力は大きくなり、前腕には急激なレイバックが発生し、肘の内側側副靱帯に大きな引張り応力が発生する可能性が高くなります。骨盤は最初からスムースに回転させ、遠心力で肘が自然と伸びてゆくのが理想だと思います。
 

 
Posted by sh(管理人) at 2013年10月04日 02:16
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