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2012年12月23日

英語表現down the stretch(終盤に)

down the stretch(終盤に)

 この英語表現は今年、記憶に強く残りました。大リーグの2012シーズンの終盤に、イチロー選手と上原投手が大活躍をした時に使われていたからです。

 stretchは伸ばすという意味がありますが、競馬場で第4コーナーを過ぎて馬達は脚を大きく伸ばしてスピードを上げます。それで、競馬場の最後の直線コースの部分をstretch(home stretchともいう)というようです。これを大リーグのシーズンに置き換えると、シーズン終盤(9月以降のこと)になります。

 down the stretchで直線部分を下るときに、つまり、野球表現では、シーズン終盤に、と言う意味になります。

 この表現はイチロー選手がニューヨーク・ヤンキースと新たに2年契約を結んだときに使われていました。イチロー選手はマリナーズからヤンキースにトレードされましたが、当初はあまり大きな期待はされていませんでした。しかし、9月以降大活躍をしました。9月の成績は、打率.385、11打点、3四球、11盗塁でした。

Not much was expected. His best days had seemingly passed. Yet in a 67-game stint, Suzuki hit .322 with five home runs and became one of the Yankees’ most reliable players down the stretch.
多くは期待されていませんでした。彼の全盛期は見るからに過ぎ去っていました。それでも、鈴木は67試合という限られた期間に、打率.322、5本塁打を残し、シーズン終盤にヤンキースで最も信頼できる選手の一人になりました。
expect   期待する
Yet    しかしながら、それでも
best days  全盛期
pass    過ぎる
seemingly  表面上は、うわべは
stint    一定期間の仕事、割り当てられた仕事
became    になった、become(になる)の過去形
most     最も
reliable   頼りになる

イチロー選手は9月に大活躍をして週間MVPを獲得しています。

Ichiro's big week09/23/1204:24
イチローが大活躍した一週間(動画)
Ichiro Suzuki is tearing it up over a five-game span, going 14-for-20 with seven runs, five RBIs, three doubles and two homers
鈴木イチローは5試合に渡って、20打数14安打、7得点、5打点、2塁打3本、2本塁打を記録しひたすら活躍しています

tear it up 貪欲に何かをする:主に酒とセックスに使われるようです
run   得点
RBI   打点:run batted inの略
double  2塁打
homer   本塁打

 また、上原投手はシーズン前半を側背筋の故障で棒に振りましたが、シーズン後半に復帰して調子を上げ、9月以降は登板するたびに、1イニングで2個、3個と三振を取る大活躍をして、今シーズン、自己最高の防御率1.75を残し、ウィンター・ミーティングでも大人気となり、レッドソックスに移籍することになりました。
上原投手の9月の成績は、9回1/3イニングで、失点0、1安打、1四球、17三振でした。

 デトロイト・タイガースも興味を持っていたようです。その中の記事でこの表現が使われていました。

Uehara pitched well down the stretch for the Texas Rangers last season and will be a nice piece for someone's bullpen in 2013.
上原は昨シーズンの終盤に、レンジャーズで大変良い投球をしました。だから、2013年はどのチームのリリーフ投手になっても良い活躍をするでしょう。

pitch  投げる
bullpen ブルペン、リリーフ投手陣
piece  一部、選択肢

Why should we care?
どうして(上原投手を)気にかけるべきか?
Uehara was a monster down the stretch in 2012 for the Rangers, allowing just two earned runs in 14 2/3 innings in August and September after returning from an injury.
上原は2012年の終盤に、レンジャーズで怪物のような活躍をみせました。彼は、怪我から復帰して以降、8月、9月に14回2/3イニングでわずか2自責点しか許しませんでした。

care    気にかける
monster   怪物
last season 昨シーズン
allow    許す
earned runs 自責点
August    8月
September  9月
return    戻る
injury    怪我

 上原投手2012年最後の登板は、オリオールズとのワイルドカードの試合で、古巣のオリオールズに対して三者三振に仕留めました。これがレンジャーズでの最後の登板にもなりました。
Uehara fans side10/06/1200:41
上原三者三振を奪う(動画)
10/5/12: Koji Uehara strikes out all three batters he faces to keep the Rangers within striking distance in the eighth
上原浩治は8回に対戦する打者3人全てを三振に取り、レンジャーズを射程距離内に保ちます

fan    fanは扇風機、扇ぐという意味があり、これから、空振り三振を奪うという意味にも使われます
side     イニングの表、裏のいずれか
strikes out 三振を奪う(三人称単数)
faces    対戦する(三人称単数)
keep     保つ
within striking distance 射程距離内に:withinは以内に、strikeは打つ、distanceは距離
posted by HANG IN THERE YU at 19:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 野球で学ぶ英語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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