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2018年01月25日

大リーグの2018年度の野球殿堂入り選挙について

 大リーグの2018年度の野球殿堂入りの結果は今日(日本時間:20180125)発表予定です。


 ここ最近、多くの選手が野球殿堂入りしています。野球殿堂入りの選挙は1936年が最初でした。この年には、5人の選手が選ばれています。1935年に引退したベーブ・ルースももちろん選ばれています。


 最多得票で選ばれたのはベーブ・ルースではありませんでした。タイ・カッブでした。タイ・カッブは相手チームの選手にも、自分のチームの選手にも嫌われていましたが、圧倒的な成績がものをいったのか、それとも、選挙を行った全米野球記者協会の投票委員には人気があったのか、トップ当選しました。


 この選ばれた選手のグループのことをクラス(class:組)と呼んでいます。1936年クラス、あるいは、最初に選ばれたのでファーストクラスとも呼ばれています。


 最初の栄誉を手にした選手は、野手が3人、投手が2人でした。


 野手では、カッブ、ルースの他に、走、攻、守に優れていた史上最高のショートとも言われているパイレーツ一筋のホーナス・ワグナーが選ばれています。


 投手では、大リーグ史上、最高の投手の呼び声が高いウォルター・ジョンソン(通算417勝で第2位)、通算373勝(第3位)のクリスティー・マシューソン(当時では珍しい大学出身で、理想の野球選手的な選手だった)が選ばれています。


 歴史的に平均して一年に3人が選ばれていますが、ここ最近は多くの選手が選ばれています。連続した4年間では、過去12人が最高でした。また、一年に5人が選ばれたのは、1936年の第一回目だけでしたが、今年はその記録を更新するのではないかとも言われています。4人は確実に選ばれそうですが、もしかしたら5人目も選ばれるかも知れません。


 その5人目とは元マリナーズの指名代打だったエドガー・マルティネスEdgar Martinez(イチロー選手が入団した際、主砲でした)です。もし選ばれなくても、来年は最後のチャンス(10度目の候補)なので、選挙も甘くなる傾向があり、選ばれるのは確実なようです。

 今年、選ばれるのがほぼ確実なのは、可能性の高い順に、 チッパー・ジョーンズChipper Jones, ジム・トーミJim Thome, ウラジミール・ゲレーロVladimir Guerrero,トレバー・ホフマンTrevor Hoffmanです。


チッパー・ジョーンズChipper Jonesは、スウィッチ・ヒッターで両打席で3割を達成した唯一人の野手です。


 ジム・トーミJim Thomeは通算612本のホームランを打っています。600本以上のホームランを打って殿堂入りした選手は、ケン・グリフィー・ジュニア、ウィリー・メイズ、ハンク・アーロン、ベーブ・ルースのわずか4人だけです。ジム・トーミは5人目の選手になります。


 ウラジミール・ゲレーロVladimir Guerreroの通算打率は.318と非常に高く、1961年のリーグ拡張時代(それまではアメリカンリーグ8チーム、ナショナルリーグ8チームだけだったが、その後チーム数は増えて、現在の30チームになった)以降では、第4位です。

 トレバー・ホフマンTrevor Hoffmanは、来年選ばれるのが確実なマリアーノ・リベラ、につぐ通算601セーブを達成しています。リリーフ投手は殿堂入りはなかなか困難で、トレバー・ホフマンは昨年、あと少しのところで落選しています。


 殿堂入りのチャンスは、10回しかなく(過去には最長15回までチャンスがあった)、75パーセント以上の得票が必要で、5パーセントをきると、翌年にチャンスは延ばせません。10度目のチャンスを逃してもチャンスはまだ残っています。以前はベテラン委員会と呼ばれていた、時代委員会が大リーグの歴史を4つの時代に区切り、その中から、優秀な成績を残した選手を選んでいます。
 大リーグから締め出されていた黒人のリーグ、ニグロリーグもその対象で、ニグロリーグから最初に選ばれたのは伝説の投手サッチェル・ペイジ(1948年に42歳で大リーグにデビューしました。インディアンスの剛速球投手ボブ・フェラーとチームメイト)でした。


殿堂入り投票結果の詳細は、Thibodaux's Hall of Fame Trackerで見れます。
posted by HANG IN THERE YU at 06:08 | Comment(0) | MLB | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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