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2013年08月10日

藤浪 晋太郎投手の投球フォームについて

 藤浪投手の投球フォームで、前足の着地がクロスステップ(インステップ)していて良くないという記事があったというコメントをいただきました。股関節が3塁に向いているのに上半身はホームプレート方向に向いているので、体を無理に捻ることになり体に良くないという内容だそうです。

阪神タイガース藤浪 晋太郎投手の投球フォーム
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 果たしてインステップは良くないのか?

 この記事は日本のヤフーニュースにあったということですが、すでに閲覧不能になっており読むことができませんでした。
 日本と大リーグでは投球フォームが大きく違うので、個々の投球フォームについて良し悪しを判断しなければ意味がありません。

 日本では骨盤を前足が着地する直前まで回転させないで(ヒップファースト)、しかも骨盤の回転自体も緩やかで、下半身はあまり回転させずに、横を向いた上半身の捻りをホームプレート方向に戻すような投球フォームの人が多いようで、このような投球フォームの人がインステップで投げれば脇腹を痛めたりするかもしれません。前足の着地寸前まで骨盤から上に回転慣性を与えていないからです。質量のある物体を回転させるには時間がかかりますので、投げ始めから骨盤は回転させたほうが投球が円滑に行なえます。

 慣性には体の重心がホームプレートに向かう直線的な慣性と、体の軸を中心に体が回転する回転慣性があります。慣性とは同じ状態を維持しようとする性質で、質量のある物体は同じ速度(大きさと向き)を維持しようとします。回転している物体も同じ回転速度を維持しようとします。抵抗がなければ永遠に回転し続けようとします。止まっている物体を回転させるにはトルク(回転力、力のモーメント)が必要で、動き始めに大きなトルクが必要です。一定の速度を維持するだけであればトルクは必要ありません。つまり、回転し始めには大きなトルクが必要なので、投球の最初から骨盤を回転し始めた方が、前足を着地した後に骨盤は楽に加速でき、投球側の肩の水平方向の回転速度も速くなるということです。

 日本の投手は直線的な慣性が主体(骨盤を回転させないで体の重心を直線的に前に移動させる)で回転慣性が不足している人が多いようです。

 一方、大リーグの投手は骨盤を最初から回転させてゆく投げ方が多く、オーバーハンドの投手でもサイドハンドの投手でも同様です。
 ストラスバーグ投手は骨盤を回転させない投げ方をしています。松坂投手も同じです。こういう投げ方は肩、肘に負担がかかってしまいます。
 

 大リーグではインステップで投げる投手もいれば、アウトステップで投げる投手(グレッグ ホランドGreg Holland )も、さらにはその間のスクエアで投げる投手(マックス シャーザーMax Scherzer)もいて、どれが良くてどれが悪いとは言い切れません。個人の好みの問題です。
 ただ、全体的に見て、100マイル近い球速でコントロールの良い投手はインステップが多いように思えます。

 アウトステップの投手

 グレッグ ホランドGreg Holland 、カンザスシティー・ロイヤルズのクローザー
 8月9日現在の成績は、2勝1敗、31セーブ(33セーブ機会)、四球率2.5/9回、奪三振率14.3/9回
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一塁側に体が急激に倒れるように一見、見えますが、スローで見ると、体が一塁側に倒れるのはボールがリリースされてホームプレートに近づいてからであることがわかります。上体を前に倒しながら骨盤も急激に回転すると、上体はこのように急激に一塁側に倒れます。

 インステップで100マイルの球を投げる大リーグの投手

アトランタ・ブレーブスのクレイグ・キンブレルCraig Kimbrel
ニューヨーク・メッツのマット・ハービーMatt Harvey
デトロイト・タイガースのジャスティン・バーランダーJustin Verlander
クリーブランド・インディアンスのダニー・サラザールDanny Salazar

クレイグ・キンブレルの投球フォーム(上から見た動画)
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マット・ハービーの投球フォーム
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ダニー・サラザールの投球フォーム
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インステップの利点

 右投手の場合で説明します。
 インステップが利点になるには、ワインドアップで前足を高く上げた状態から、前足を素早く下ろすとともに骨盤も同時に回転させていかなければいけません。マット・ハービー、ダニー・サラザール両投手とも、前足を前に振り下ろすのがとても速く、骨盤も同時に回転させています。また投球側の腕も同時に素早くテイクバックして、コッキング(前腕を垂直に立てる)しています。また、前足を着地したとき、上体が後に傾いていません。前足を着地してから素早く上体を前傾させ、上体に働く重力の作用で肩の回転を加速させなければいけません。
 マット・ハービー、ダニー・サラザール両投手ともコッキングが素早く、両肩と右肘がほぼ一直線に並んだまま上体を素早く回転させているので、肩にかかるトルク(回転力、力のモーメント)は極力抑えられているため、100マイル近くの球をコントロール良く投げられるのでしょう。

 骨盤が速く回転すると、横に伸ばした腕の遠心力で体が3塁側に流れて、前脚と右腕の距離がますます離れて、骨盤の回転速度は緩くなってしまいます(前脚を軸とした慣性モーメントが大きくなるので)。回転を速くするには体の各部分をできる限り回転軸に近づける必要があります。そのためには上体の軸を一塁側に傾ける必要があります。

 ボールのコントロールを良くするには、頭をできるだけ動かさないようにしなければいけませんが、そのためには、前足の着地方向は軸足とホームプレートを結んだ線よりも少し3塁側にし(インステップ、クロスステップ)、前足を着地してからは頭はホームプレート方向に向けるのが理にかなっています。頭はホームプレート方向に向かい、上体の軸は一塁側に傾き、前脚を軸とした慣性モーメントが小さくなるので骨盤の回転も速くなります。その結果、右肩の水平方向の回転も速くなり、球速が出やすくなります。

 アウトステップではどうしても視線がホームプレートから遠ざかってしまうので、ボールのコントロールはインステップに比べて不利だと思います。

藤波投手が100マイルの球を投げれるようになるにはどうすれば良いのか

 藤波投手は日本のプロ野球投手の中では、体の重心の位置が前脚の上を通り、上体が3塁側に流れることもあまりなくバランスの良い投球フォームだと思います。少し修正すればすぐに大リーグの投手のように90マイル後半の球速が出そうです。

@前足を振り下ろす速度を速くする。

 マット・ハービー、ダニー・サラザール両投手に比べて非常に遅いため、骨盤の回転も非常に遅くなっています。

Aストライドを小さくする。

 ティム・リンスカムの影響か(テイクバックが似ている)ストライドが必要以上に大きくなっており、骨盤が回転せずに前に移動するだけになっています。 マット・ハービー、ダニー・サラザール両投手のように、前足と軸足が同時に地面についている時間のあるほうが楽に、またコントロール良く、球速が出ると思います。
 本人はボールのリリースポイントをできるだけ打者に近づけたくてストライドを大きくしているようですが、これはあまり効率の良い方法ではないと思います。

Aテイクバック、コッキングはもっと素早くした方が良い

 コッキング(右の前腕を垂直に立てること)のタイミングが少し遅いように感じます。そのため、腕に力を入れて振っているように見えます。両肩と右肘が素早く一直線上に来るようにして、骨盤を素早く回転させればマット・ハービー、ダニー・サラザール両投手のように、腕は意識して振らなくても済みます。
posted by HANG IN THERE YU at 13:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | MLB | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

100マイル投手インディアンスの新人ダニー・サラザール対ミゲール・カブレラ

2013年度、大リーグで平均球速が95マイルを超える投手は、30イニング以上を投げた投手では、31人いますが、そのほとんどは救援投手です。先発投手では今年のオールスターゲームでナリーグの先発投手となったメッツのマット・ハービーMatt Harvey(95.4マイル)とナショナルズのステファン・ストラスバーグStephen Strasburg(95.3)の2人だけです。
 大リーグ最速はレッズのアロルディス・チャップマンの98.1マイルです。

 マット・ハービーは現在、9勝3敗、防御率が2.09で、三振奪取率は10.03、四球率は1.63とナショナルリーグのサイ・ヤング賞候補と言える若手投手(24歳)です。

 このマット・ハービーよりも速い球を投げる新人の先発投手が出現しました。クリーブランド・インディアンスのダニー・サラザールDanny Salazar(23歳)です。

ダニー・サラザールDanny Salazar
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サラザール対ミゲール・カブレラ、100マイルで空振り三振
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 8月7日、タイガース戦に今シーズン2度目の先発をしました。初先発は7月11日のブルージェイズ戦で6回を2安打、1失点に抑え初勝利を挙げました。

 8月7日、タイガース戦では昨年の三冠王ミゲール・カブレラMiguel Cabreraを3打席連続三振に打ち取り、3対2とリードして迎えた8回、カブレラへの初球96マイルの速球をスタンドまで運ばれ、逆転の2ランホーマーを打たれ、降板しました。インディアンスは8回裏、同点に追いつき負け投手にはなりませんでしたが、インディアンスは延長戦の末、敗れました。延長14回表にタイガースが2点を取り、その裏インディアンスが1点を返しましたが及びませんでした。6対5でタイガースが勝ち、11連勝を記録しました。
 
 サラザール対カブレラ(背番号24)の4打席の内容

1打席目:見逃し三振
初球  99マイル、フォーシーム(ボール)
2球目 98マイル、フォーシーム(見逃しストライク)
3球目 99マイル、フォーシーム(見逃しストライク)
4球目 99マイル、フォーシーム(ボール)
5球目 99マイル、フォーシーム(ボール)
6球目 88マイル、チェンジアップ(見逃し三振)

2打席目:空振り三振
初球  100マイル、フォーシーム(ファウル)
2球目 99マイル、フォーシーム(ファウル)
3球目 99マイル、フォーシーム(空振り三振)

3打席目:空振り三振
初球  98マイル、フォーシーム(ファウル)
2球目 88マイル、スライダー(空振り)
3球目 88マイル、スライダー(ボール)
4球目 100マイル、フォーシーム(空振り三振)

4打席目:本塁打(2ラン)
初球  96マイル、フォーシーム(本塁打)

 サラザールの速球は第3打席まではすべて98マイル以上でしたが、第4打席は2アウトから走者を1人出してセットポジションからの投球で、初球96マイルが内角のベルトの高さに入ってしまい、三冠王のカブレラにセンターのスタンドまで運ばれてしまいました。

 サラザールはドミニカ出身の23歳で、Height/Weight: 6-0/190 、身長183センチ、体重86キロで体は大リーグでは大きいほうではありません。同じドミニカ出身の最強右腕ペドロ・マルチネスよりも1インチ(2.5センチ)背が高い程度です。
 サラザールはインディアンスの先発ローテーションの1人が怪我で故障者リスト入りしたために、緊急登板になりましたが、しばらくはローテンションの5人目として登板の見込みで、大リーグ注目の投手です。
 サラザールの凄いところは、球が速いだけではありません。コントロールも良いのです。球が速いのに四球は1試合に1個しか出していません。
 また、投球フォームが非常に優れていると思います。100マイルの球を投げるのに力んで投げていません。体全体で投げているために腕の振りが特に目立ちません。腕を振るというよりも肩を速くスウィングしているので腕は体と一体となって回転しているためです。肘、肩に負担をかけずに速い球を投げるための手本になる投球フォームです。ストライドを極端に大きく取っていないのも速い球をコントロール良く投げれる秘訣だと思います。サラザールの投球フォームは理想的な投球フォームの1つと言えるかもしれません。今後の活躍に注目したい投手です。

 サラザールのこの日の投球内容:
7回2/3イニングで7安打、4失点、4自責点、1四球、10三振、2本塁打
球種の配分は7割がフォーシーム、2割がチェンジアップ、1割がスライダー
フォーシームの平均球速はマット・ハービーの95.4を上回る97.8マイルでした。

Salazar's 10 strikeouts
サラザールの10三振(動画)

Miggy's go-ahead homer
ミギー(カブレラ)の勝ち越しホーマー(動画)
8回にカブレラがサラザールから逆転の2ランホーマーをセンターに打ちます

 
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2013年08月08日

ダルビッシュ11勝目

10:05 PM ET, August 6, 2013
Angel Stadium of Anaheim, Anaheim, California

Rangers 8   Angels 3

123456789RHE
TEX2000100148120
LAA200100000391




W: Y. Darvish (11-5)
L: K. Jepsen (1-3)
S: T. Scheppers (1)


 8月6日、レンジャース対エンゼルス戦で、ダルビッシュ投手が初回、先頭打者から2打席連続でホームランを打たれましたが、失点は初回の2点と、4回の1点の計3失点に抑え、今シーズン自己最多の8安打されながらも粘りの投球で11勝目を挙げました。
 レンジャースはこの日、長打はありませんでしたが、レンジャーズにしては珍しく6盗塁と足を使ったスモールベースボールで勝利を挙げました。
 初回は盗塁、犠牲フライで1点、ワイルドピッチでさらに1点を奪いました。
 レンジャーズはここ9試合で8勝を挙げ首位アスレチクスと1ゲーム差にまで迫りました。アスレチクス64勝48敗。レンジャース64勝50敗。

 初回の2ホーマーはいずれも91マイルのフォーシームがストライクゾーン真ん中の甘いコースに入ったところを打たれました。先頭打者のカルホーンは1ボール、2ストライクから、2番打者のマイク・トラウトには初球を打たれました。いずれも全力投球ではなく、制球を重視した力を抜いたフォームでしたが、コースが甘くいずれも失投と言えます。

 この日のダルビッシュ投手は制球が悪く、7回113球を投げてストライクが66、ストライク率58%でした。2ストライクまで追い込めば三振を取れるのですが、この日はそれができず三振は6個にとどまりました。しかし、三振数は今シーズン合計192になり依然大リーグのトップです。2位はマット・ハービーの172。


Darvish's solid start earns win
ダルビッシュは安定した投球で勝利(動画)

Calhoun's leadoff homer
カルホーンの先頭打者ホーマー(動画)


Trout's back-to-back homer
トラウトの連続打者ホーマー(動画)
posted by HANG IN THERE YU at 03:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | MLB | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月06日

上原浩治は大リーグ最高のクローザーになった

 レッドソックス上原浩治投手は8月4日、ダイアモンドバックス戦で1回を無失点に抑え、これで12試合連続無失点です。この間の成績は12イニングで4安打、1四球、17三振です。防御率は1.40に下がりました。上原投手は大リーグでもトップクラスの成績を残しており、今や大リーグで最高のクローザーであるという記事があったので紹介します。



Boston Red Sox’ Koji Uehara Has Become Best Closer in MLB
ボストン・レッドソックスの上原浩治は大リーグで最高のクローザーになった
August 2, 2013 10:12 pm EDT by Aidan Kearney


Don’t look now, but the Boston Red Sox might have the best closer in MLB.
今はまだそう見えないかもしれませんが、ボストン・レッドソックスは大リーグで最高のクローザーを持っているかもしれません。


There have been a lot of pleasant surprises on the 2013 Red Sox team, but certainly Koji Uehara is one that stands out from the rest. The Red Sox came into this season with Joel Hanrahan as their closer. He was a complete bust and is out for the season with an injury. Andrew Bailey pitched well in his absence before he too started getting pounded and eventually succumbed to a season-ending injury.
レッドソックスには2013年、チームにたくさんのうれしい驚きがありましたが、明らかに上原浩治は他とは一線を画する驚きです。 レッドソックスはジョエル・ハンラハンをクローザーとしてシーズンを迎えました。彼は大失敗でした。そして怪我で今シーズンは終わりました。アンドルー・ベイリーは彼の穴をうまく埋めましたが、彼もまためった打ちにされ始めました。そして結局、シーズンを終了させる怪我に倒れました。


In stepped Uehara. There were several reasons to doubt whether or not Uehara could handle the closer’s role. He doesn’t have prototypical closer’s stuff. He doesn’t throw in the high-90′s. He has very little closing experience in his short MLB career. He’s also quickly approaching his career-high in innings pitched.
ここで上原が代わりに入ってきました。上原にはクローザーの役目を果たせるかどうか疑問視されるいくつかの理由がありました。彼には典型的なクローザーの特徴がありません。彼には90マイル後半の球がありません。彼は短い大リーグでの経歴の中でクローザーの経験がほんの少ししかありません。彼はまた急速に自己最多の投球イニング数に近づきつつあります。



What he lacks in velocity and experience, though, he makes up for with alarming precision. The results speak for themselves. Since becoming the team’s closer in late June, Uehara has been flat-out the best finisher in baseball. He’s pitched 19 innings as a closer, and has allowed just one earned run on seven hits, while striking out 28. Most impressively he has walked just one batter as a closer. In the month of July, he led all MLB closers in WHIP, ERA and strikeouts.
しかしながら、彼は球速と経験で足りない分を驚くべき制球力で埋め合わせています。成績が自らを語っています。6月後半にチームのクローザーになって以来、上原は明らかに大リーグで最高のクローザーです。彼はクローザーとして19イニングを投げ、7安打、自責点はわずか1です。一方、三振は28奪いました。最も印象深いのは、彼はクローザーとして1人しか四球を与えていない点です。7月は、彼はWHIP、防御率、三振で大リーグのクローザーのトップに立ちました。


Most importantly, Uehara has helped Boston fans avoid several heart attacks. This town has seen enough closers come into games and make them way too interesting by letting runners on base before closing out the game. Uehara doesn’t do that. He comes in, works fast, throws strikes, ends the game and high fives everyone enthusiastically. If he’s not in a Boston uniform in 2014, Boston fans can fondly look back at his 2013 season and have nothing but good memories.
最も重要なことは、上原はボストンのファンに心臓に悪い思いをさせないできた点です。この街では幾多のクローザーが試合に登板して、試合を締める前に走者を塁に出して、彼らをあまりに楽しませてきました。上原はそんなことはしません。彼はマウンドに上がり、仕事をさっさと行い、ストライクを投げ、試合を終わらせます。そして、情熱的にみんなとハイタッチ(ハイファイブ)をします。もし彼が2014年にボストンのユニフォームを着ていなくても、ボストンのファンは好意的に上原の2013年のシーズンを思い返して、ただ良い思い出だけがこみ上げてくるでしょう。


posted by HANG IN THERE YU at 02:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | MLB | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月03日

ダルビッシュ10勝目、奪14三振

ダルビッシュ10勝目

7:05 PM ET, August 1, 2013
Rangers Ballpark in Arlington, Arlington, Texas

Diamondbacks 1  Rangers 7

123456789RHE
ARI000000001181
TEX01130020-7110




W: Y. Darvish (10-5)
L: Z. Spruill (0-1)

 8月1日、ダルビッシュ投手がダイアモンドバックス戦で自己最多タイの14三振を奪い10勝目を挙げました。ダルビッシュ投手は14三振を今シーズン4度記録しています。開幕戦4/2で1度(あと1人で完全試合だった)、5月に2度(レッドソックス戦5/5とダイアモンドマックス戦5/27でそれぞれ1度)記録しています。

 この日の最速は98マイルでした。速球の球速が昨年よりも1マイル速くなっています。

 ダルビッシュ投手の投球内容:
 7回を5安打、無失点、無四球、14三振、防御率266。
 投球数111/ストライク78(ストライク率70%)
 初球ストライク16/対戦相手26(初球ストライク率62%)

 ダルビッシュ投手の今シーズンの通算三振数は186で大リーグトップです。2位はメッツのマット・ハービーの172です。三振奪取率/9回は12.07で大リーグトップです。2位は同じくマット・ハービーで10.27です。



Darvish striking out opponents at elite pace
ダルビッシュはエリート(最も優秀な投手)のペースで三振を奪っています


August, 2, 2013
AUG 2
12:54
AM ET
By ESPN Stats & Information | ESPN.com  

After striking out 14 batters and allowing no walks in Thursday’s win over the Arizona Diamondbacks, Yu Darvish has put himself in elite company.
木曜日に無四球で14三振を奪い、アリゾナ・ダイアモンドバックスに勝利した後、ダルビッシュはエリート会社に就職しました(エリート投手の仲間入りをした)。

Most Starts With 14+ K, 0 BB(1900年以降、無四球、14三振以上の先発をもっとも多く記録した投手順位)
Since 1900

投手名回数Total Starts(全先発数)
Randy Johnson8603
Roger Clemens7707
Pedro Martinez5409
Yu Darvish350
Since 1900, Darvish, Johnson, Clemens and Pedro Martinez are the only pitchers with at least three career starts of at least 14 strikeouts and no walks.
1900年以降、ダルビッシュ、ジョンソン、クレメンス、ペドロ・マルチネスだけが無四球で14三振以上の先発登板を3度以上記録している投手です。

darvish strike outs through first career 50 games

Darvish now has 407 strikeouts in his first 50 career games, which ranks second among pitchers to debut since 1900. The only pitcher with more strikeouts in their first 50 career games is Dwight Gooden (418), according to the Elias Sports Bureau. Darvish’s 16 games with at least 10 strikeouts also rank second to Gooden in the modern era in a pitcher’s first 50 games.
ダルビッシュは最初の大リーグ50試合で407三振を現在記録しています。これは1900年以降にデビューした投手では2位にランクされます。エリアス・スポーツ・ビューロー(スポーツ記録調査会社)によると、最初の50試合でもっと三振を奪った投手はドワイト・グッデン(418三振)ただ一人です。また、ダルビッシュの最初の50試合で10三振以上が16試合というのは、近代野球になってからはグッデンに次いで第2位です。


How did Darvish shut down the Diamondbacks hitters?
いかにしてダルビッシュはダイアモンドバックスの打者を抑えたか?

• Darvish struck out 14 of the 20 hitters he took to a two-strike count. Every Diamondbacks hitter faced a two-strike count Thursday but Cody Ross was the only one not to strike out at least once. Overall, Darvish has taken 14 different Diamondbacks hitters to a two-strike count this season and he's struck out all 14 of them at least once.
ダルビッシュは2ストライクに追い込んだ20人の打者のうち、14人から三振を奪いました。木曜日、ダイアモンドバックスの打者はすべて2ストライクまで追い込まれましたが、ただ1人コディー・ロスだけが一度も三振をしませんでした。通算では、ダルビッシュは今シーズン、異なった14人のダイアモンドバックスの打者を2ストライクまで追い込み、すべての打者から少なくとも一度は三振を奪いました。

• Seven of Darvish's strikeouts came on his breaking balls, five on his fastballs (2/4-seam) and two on his splitter. Darvish's fastballs averaged 91.9 mph before two strikes and 95.3 mph with two strikes, the second-largest differential (3.4 mph) of his career.
ダルビッシュの三振の7個は変化球でした。5個は速球(ツーシーム、フォーシーム)、そして2個はスプリッターでした。ダルビッシュの速球の球速は2ストライクを取るまでは平均91.9マイルで、2ストライクを取ってからは95.3マイルでした。その球速の差は彼のこれまでで2番目に大きな(3.4マイル)値でした。

• Darvish had nine strikeouts in the zone and five strikeouts looking, both career highs.

ダルビッシュは9個の空振り三振と5個の見逃し三振を奪いましたが、いずれも自己最多でした。


Darvish's dominating performance
ダルビッシュの圧倒的な投球(動画)
posted by HANG IN THERE YU at 22:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | MLB | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする